日本歯科医師会生涯研修事業の修了証をいただきました。
日本歯科医師会の研修事業ってなんだ?と思われると思います。
その昔、歯科医師は学生時代に勉強した知識と残った講座や歯科医院で教わった治療方法で、一生勉強しなくても食べていけると言われていました。
だから、卒後2〜3年、どこに残るかが重要だと卒業する約20年前は言われていました。
当然、今の時代にそんなことはありえません。
ゲームでも、スタート時の装備で最後まで戦えるなんてありえません。
今の時代は、いかに有用な情報を得て、良い技術を習得するかが、自分をレベルアップさせるのに不可欠です。
しかし、自分で選んでいると、どうしても専門分野や好きな内容に偏ることが多いです。
(だから、マニアックな先生が多い業界でもあります)
日本歯科医師会生涯研修事業では、幅広い分野から、しかも業者さん主導ではなく、患者さんのために学術的にしっかりとした内容について、なかば強制的に学ぶ機会が与えられます。
ここ最近は、自分の専門分野である歯の保存、歯周病、インプラントに加え、摂食・嚥下や基礎病理学なども勉強する機会がありました。
自分の専門分野は究めていきたいと思いますが、幅広く他分野を知ることも重要だと感じています。

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