ブロッサムデンタルオフィス 日々是研鑽

歯科医院の経営、日々の臨床、学会活動から家庭や剣道まで。 すべては「大道無門 千差有路 透得此關 乾坤獨歩」、門に入らずとも求めれば道に入り、歩むのは自分の意志であると解釈しています。 そんな日々の備忘録として。

2018年06月

6月16日、17日と土日に東京国際フォーラムで開催されましたITI Congress Japanに参加して参りました。
この大会は、世界最大級のインプラント研究組織、ITI(International Team for Implantology)が主催する学術大会となります。
今回、私(院長)がスピーカー、つまり演者として選ばれ、発表をする機会をいただくこととなりました。
これは大変光栄なことであると同時に、かなりの重圧でもありましたが、まわりの皆様のお力添えもあり、無事に終わることができました。
こういう時に、チャンスを与えていただける方、手を貸していただける方、応援していただける方、ありがたい先輩・同級・後輩、そして、理解をしてくれる家族、仲間に囲まれているというありがたさを再認識することができました。
多くの有名な先生方、歯科技工士、歯科衛生士が参加される大会ですが、15日のスピーカーが集まるディナー、16日のパーティーにも参加し、普段は接することのできない高名な先生と交流を深めることもできました。
また、同じセッションで発表された先生方は、みなさん、志が高く臨床に邁進されている先生方でしたが、お知り合いになることができました。
貴重な経験をさせていただき、また知り合いが増え、大変刺激的で有意義な日を過ごすことができました。
また、今日から、この高ぶる気持ちをエネルギーとして、患者さんへフィードバックし邁進していきたいと思います。
楽しかったです!

ITI


6月14日の木曜は、横浜のみなとみらいへ日本歯科保存学会第148回春季学術大会へ参加してきました。
クラシック音楽のコンサートで有名な会場で、学会記念コンサートと題して、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートも行われておりました。
クラシックのコンサートを聴いたのはどのくらいぶりか忘れるくらいでしたが、とても素晴らしい演奏で会場は拍手の渦となりました。
保存治療専門医の認定研修会は、私が大学院時代お世話になり、現在、兼任講師として所属する日本大学松戸歯学部保存修復学講座、平山聡司教授がご登壇されました。
修復治療のBasic Strategy ―修復前準備を再考する―と題して、こちらは最新のデジタルデンティストリーとは異なる、技術力が問われるコンポジットレジンによる接着修復について、成功のための術前処置についてのご講演を拝聴しました。
その後、私が幹事を務める医局懇親会を執り行い(参加者は29名!大盛況でした)平山教授や医局員の先生方と懇親を深めることができました。
とても充実した1日でした(*^_^*)

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ProfHirayama






当院の主任歯科衛生士がHu-Friedy アドバンスSRPセミナー 長期的安定のためのインスツルメント選択 ステップアップコースへ参加してきました。
講師の柏井先生は、言わずと知れたインプラントにおける歯科衛生士のスペシャリストであり、滅菌分野でも研究発表をされている方です。
以前から学会を通じてご挨拶させていただいていましたが、先日のアジア口腔インプラント学会(AOIA)での実習セミナーよりお声がけいただき、今回の参加となりました。
歯周病治療、インプラントメインテナンスには不可欠である清掃器具のひとつ、手用キュレットの最新情報をアップデートしてきました。
昔は片方に刃がついているグレーシーが主に使われていましたが、いまは両刃であるユニバーサルが使用されることが増えてきています。
それにより、煩雑な器具選択ではなくなるため、患者さんのお口を開けている時間も短縮につながります。
お手入れの仕方(特に刃を研ぐシャープニング)が異なるため、その方法も十分に習得してきました。
やはり、アップデートはとても大切です!

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