ブロッサムデンタルオフィス 日々是研鑽

歯科医院の経営、日々の臨床、学会活動から家庭や剣道まで。 すべては「大道無門 千差有路 透得此關 乾坤獨歩」、門に入らずとも求めれば道に入り、歩むのは自分の意志であると解釈しています。 そんな日々の備忘録として。

日本歯科医師会生涯研修事業の修了証をいただきました。
日本歯科医師会の研修事業ってなんだ?と思われると思います。
その昔、歯科医師は学生時代に勉強した知識と残った講座や歯科医院で教わった治療方法で、一生勉強しなくても食べていけると言われていました。
だから、卒後2〜3年、どこに残るかが重要だと卒業する約20年前は言われていました。
当然、今の時代にそんなことはありえません。
ゲームでも、スタート時の装備で最後まで戦えるなんてありえません。
今の時代は、いかに有用な情報を得て、良い技術を習得するかが、自分をレベルアップさせるのに不可欠です。
しかし、自分で選んでいると、どうしても専門分野や好きな内容に偏ることが多いです。
(だから、マニアックな先生が多い業界でもあります)
日本歯科医師会生涯研修事業では、幅広い分野から、しかも業者さん主導ではなく、患者さんのために学術的にしっかりとした内容について、なかば強制的に学ぶ機会が与えられます。
ここ最近は、自分の専門分野である歯の保存、歯周病、インプラントに加え、摂食・嚥下や基礎病理学なども勉強する機会がありました。
自分の専門分野は究めていきたいと思いますが、幅広く他分野を知ることも重要だと感じています。

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8月5日日曜は、当院の主任衛生士が終日、ハンズオンの勉強会へ参加しました。
演者は、柏井伸子先生、インプラントメインテナンスにおいての第一人者です。
インプラントは入れて終わりではなく、入れてから長く問題なく維持させるために、正しいケアが必要不可欠です。
インプラントの成功には、専門的な技術と知識を持った歯科衛生士が不可欠です。
その観点から、当院の歯科衛生士は日本口腔インプラント学会専門歯科衛生士を取得した後も、アップデートをして、常に正しいケアを提供できるように務めています。
インプラント治療を希望する方は、値段や歯科医師のアピールだけでなく、ぜひ、その医院の取り組みも選択基準としてください!
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8月5日は全日本歯科学生体育大会剣道部門OB戦に参加してきました。
この大会は、全国の歯科大生にとっては一番に標準を合わせている大会です。
今年で50回目の節目の大会となりました。
写真左は、日本大学松戸歯学部顎顔面外科学講座教授で、剣道部部長の近藤壽郎教授です。
暑い中、学生の試合応援に加え、OB戦の応援も参加いただきました。
剣道競技人口の減少に加え、歯科大学生の人数も減少しているため、体育会系運動部に所属する学生数はだいぶ減ってしまっているとのことです。
そのような状態でも、このように素晴らしい大会が開催され続けていることに、関係者各位のご尽力に感謝しかありません。
このOB戦参加費は、大会運営費の一部として活用されています。
60回、70回と末長く、大会が継続して欲しいです。
100回大会は94歳で参加して、最高齢参加選手賞狙うのもありですね。
参加されたみなさま、お疲れ様でした!
そして、いろいろアシストしてくれた学生のみなさん、感謝です。

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